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ニュース FD委員会の活動 2022年度

【2022.09.21実施 Start-up Sophia】 EMI at Sophia -Our diversity, challenges and developments

タイトル:EMI at Sophia -Our diversity, challenges and developments 上智大学のEMI:多様性・発展と更なる挑戦

日 時:9月 21 日(水) 15時00分~17時00分

場 所:Zoom による開催

講 師:Dr Jim McKinley(College London-IOE)

参 加 者:23 名(教員:20 名、職員:3 名)

内 容:

当講演会の目的は、本学におけるEMI の事例を紹介し、講師よりEMI における課題や各国の比較から見えた日本の現状の解説を加えることで、EMI の更なる理解と本学における今後の課題について考える場を提供することにあった。

まず始めに本学教員よりEMI の取り組みの紹介と、実際に授業を行っている3 名の教員から、授業の様子や課題について報告があった。英語と共に専門分野と深く関連した別「言語」も通してコミュニケーションを取る授業や、異なる文化や母国語を有する学生が違いを深堀しながらディスカッションを行う授業、また英語力に差がある学生を教える際に語学をどこまで補助し採点・評価するのか、など、各授業の内容や目的、履修者の特性によって考慮すべき点が様々であることが明らかになった。

その後、本学でも教鞭をとったことのある講師より様々な点からEMI について解説があった:

-EMI の定義や意義は授業の内容によって異なり、語学力の向上は見込めるが、EMI そのものの目的ではない。CLIL が語学と内容の比重が半々だとしたらEMI は内容重視。
-実情として英語で考えられたコンセプトが国際的な基準となっており、学生にとって留学のみならず自国でEMI を通じて英語スキルを磨くことは重要であること。
-EMI 促進は国際化を図るべく各国の国策に影響を受ける。また地域言語との共存、多言語国家なのか、高等教育の整備など、各国の歴史や現状に絡んだ様々な課題や問題があり、それらを踏まえてEMI の評価がなされるべきである。また各国の成功事例は、前述のとおり異なる背景の影響が大きく、参考になるとは限らない。
-日本でのEMI の成功例が増えており、本学は先駆者であるが競合が増えている。本学内のグッドプラクティスをピックアップした上で課題をハイライトし、本学特有のモデルが作れるか、重要になってくる。

 


当講演会の動画・資料については動画アーカイブに掲載されています。

動画を視聴いただき、視聴後アンケート(https://forms.office.com/r/0bXWngHABU)にご回答いただくことで、FD活動への参加として取り扱います。

※動画アーカイブのページは、学内IPアドレスをお持ちの方のみアクセス可能です。

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