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ニュース 各部門の活動 2021年度

コロナ禍の影響の残る今年度における教育活動の工夫

主  催:
グローバル教育センター
日  時:
2021年10月25日
実施方法:
オンライン
参加者数:
12名

概要

今年度の授業運営に関して、以下のような議論がなされた。

(1)Zoomに関する意見交換
  • 海外のゲスト講師は、カメラオフを失礼だと感じる場合がある。学生にどの程度カメラオンを求めてよいのか悩む。
  • 学内でオンライン授業を取っている場合には、カメラオフにするという指導がある。大人数の授業では、データ容量の関係によりオフにさせて、ブレークアウトルームの中ではオンにさせる、と選択が現実的か。ブレークアウトルームに分ける前にカメラオンにさせて、オンにできるか確認する方法もある。
  • カメラをオフにするということがどう受け取られるか、という点を説明する必要がある。また、他の受講生がカメラオンにしておいてくれた方が安心、という学生もいる。
  • カメラオンにするタイミングや理由(出席を取るためなど)を先に説明しておく。場合によっては、シラバスに記載することも必要か。また、Zoomのバーチャル背景の使い方を知らない学生おり、使い方を教える必要がある場合もある。
  • 国の差というよりも、大学差が感じられる。国内の大学でもカメラオンでインタラクティブに授業をしている場合もある。
  • 投票機能を定期的に使い、学生が参加していることを確かめる。Zoomのログイン機能では参加しているかどうか分かりづらい。
  • 代理出席をどう防ぐか。しかしこの問題は、Zoomでない対面授業でも起こっているので、問題の切り分けが必要。ルールやペナルティを事前に示している授業も多い。参加点ではなく、参加度で測る方法もある。
(2)オンデマンド授業のノウハウ
  • 学生交流の場を作り出す前に、スプレッドシートを作成し、他の学生の意見を見られるようにした。Moodleのピアレビュー機能(匿名)を利用することもできる。
  • Moodleのアドバンス版の講習会があればよいと思う。全学での講習会開催(ビデオ収録、もしくはデモ版のMoodleページを作る)を検討してほしい。パンデミック下で多くの先生がMoodleを利用するようになったため、初心者版ではない講習会を受講したい。
(3)評価について(ルーブリックの利用)
  • 基盤教育センターでは、学生の相互評価に利用する目的も兼ねて、ルーブリックを作成した。(資料がグローバル教育センターの教員にも共有された。)
(4)授業評価アンケートについて
  • 授業全体の満足度を問う質問が最後にあった方がよいのではないか。(センター独自の質問項目として追記することも検討する。)
展望等
  • Zoom利用に関しては、グローバル教育センターの授業の特質性も考慮して、海外の他大学の状況も踏まえながら、情報交換を続ける。
  • Moodleの講習会(アドバンス版)については、学内でそのような講習会が開始されていないか情報収集を行い、センター内で情報を共有する。
  • 授業評価アンケートについては、来年度からの改訂に伴い、センター独自の設問の設定の可能性について継続的に議論する。

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