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ニュース 講演会等 2017年度

【実施報告】初習言語FD講演会「初級者を対象としたCLILと外国語教育: 第二言語習得とバイリンガル教育の視点から」(2018年1月28日)

 1月28日に、言語教育研究センター主催のFD講演会が開催されました。早稲田大学教育・総合科学学術院の原田哲男先生をお迎えして、「初級者を対象としたCLILと外国語教育:第二言語習得とバイリンガル教育の視点から」というタイトルで講演していただきました。英語、日本語、そして、ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語、コリア語等、様々な言語の先生方や学生、60名以上が参加しました。

 まず、言語本来の機能が内容を伝えることであることを確認し、言語学習が、「基礎を学んでから使う」ものではなく、「使いながら学ぶ」ものであるという、教師の意識改革が必要であるとのお話がありました。我々は、スマートホンの機能をすべて学んでから使用するのではなく、使いながら学んでいるという例は非常にわかりやすく、よく納得できました。

 次に、第二外国語と英語の動機付けの関係に関する学生へのアンケート結果の分析がありました。英語の動機付けが低い学生は、第2外国語の動機付けが低い可能性があるだけでなく、英語の統合的動機が高いと、逆に第2外国語の動機付けが下がるという意外な結果が報告されました。そこで、言語内容統合型学習(CLIL)へのシフトが必要となるということでした。

 続いて、CBI(Content-Based Instruction)/CLIL(Content and Language Integrated Learning)の理論を丁寧に説明していただきました。CBI/CLILは骨組みであり、それに肉付け(Task-based language teaching)が必要であること、授業を一貫したテーマで組み立てることの重要性を学びました。初級者に対して、CLILの枠組みで授業を行えるのか最も興味のあるところでしたが、目標言語の使用を主に教師に限ってインプットを重視し、タスクを調整して学習者に目標言語の使用を促し、母語と目標言語を使い分けることにより、十分に可能なことがわかりました。CBI/CLILの理論を学び、初級者を対象とした授業での実践可能性を示唆いただき、大変有意義な講演でした。

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