ニュース FD委員会の活動　2023年度

タイトル：2023年度春学期大学授業アンケート集計・分析結果報告

日　　時：2023年9月12日（火）13:00～14:00

場　　所：Zoomによる開催

演　　者：IR推進室

参 加 者：43名（教員：24名、職員：19名）

内　　容：

当講演会の目的は、昨年度から全学統一で行われている「大学授業アンケート」の春学期回

答データの集計・分析結果について報告を行い、参加者の本学の授業への理解を深めること、教

員の秋学期の授業実施に役立つ情報を共有することだった。

まず、講師から調査概要及び昨年度からの主な変更点の説明があった。報告からわかる本学の授業の特徴は以下の通り。（一部抜粋）

・昨年度に引き続き、「教員の意欲」は、概ね高評価という傾向がみられる。

・共通科目か学部学科科目か、また必修科目か選択科目かによって授業外学修時間での差はないが、開講所属毎に見ると授業外学修時間が長い学部もある。

・授業満足度で分析すると、必修科目より選択科目の方が、学部学科科目より共通科目の方が、授業満足度が高い。

・学生自身が主体的（自分なりの目的を意識して持続的に）取り組むこと」と「授業を受けて知的に刺激され、深く勉強したくなった」という2つの項目が、授業の到達目標の修得に重要となる傾向がみられた。

・設問の回答パターンによって5クラスタに分類が可能であり、自由記述とあわせて分析を行った結果、低評価クラスタに分類される授業ではテストや課題の方法などに再検討の余地があるのではないか。

講師からの報告後、質疑応答の時間が設けられ、講師と参加者の間で活発な意見交換が行われた。実施後アンケートでも多くの意見が寄せられ、最新の学生の動向がよく分かった、という声が聞かれた他、現在の分析とは違った切り口での分析も聞きたい、という声も聞かれた。いただいたご意見を踏まえ、今後も新たな気づきを得られる機会を作ることを検討していきたい。

以上

 

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当講演会の動画・資料については動画アーカイブに掲載されています。

動画を視聴いただき、視聴後アンケート（https://forms.office.com/r/0bXWngHABU）にご回答いただくことで、FD活動への参加として取り扱います。

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