Newsニュース FD委員会の活動 2026年度

全学FDセミナー「授業設計について」実施報告

タイトル:授業設計について①-③
日時:2026年7月31日(金)10:30~15:15
場所:対面による開催
講師:中島 英博教授(立命館大学 教育開発推進機構)
参加者:80名
内容:
当講演会では、立命館大学教育開発推進機構教授、および同大学教育・学修支援センター長の中島英博氏を講師に迎え、「学生の成長を支える授業設計」をテーマにご講演いただいた。講演では、学生の学習成果を高める授業づくりの考え方として、到達目標、学習評価、学習活動の三者を整合的に設計する「逆向き設計」の重要性が紹介された。
また、授業の到達目標はディプロマ・ポリシーやカリキュラム・ポリシーとの接続を意識して設定する必要があること、学習評価は目標と整合した方法を選択し、高次の学習成果を測定できる課題を設計することの重要性が説明された。さらに、生成AIの普及を踏まえた論述課題やパフォーマンス課題のあり方、形成的評価の活用、学習活動の設計方法などについて、具体例を交えながら解説が行われた。
講演中には複数回のグループディスカッションが設けられ、参加者は所属の異なる教員同士でグループを構成し、到達目標や成績評価方法の妥当性、評価課題の設計、学習活動と評価との整合性などについて意見交換を行った。各回約20分程度の討議を通じて、自身の授業実践を振り返るとともに、学部・専門分野を超えて教育上の課題や工夫を共有する機会となった。
加えて、学生の成長を支えるためには、講義による知識習得(内化)と、議論や発表、課題作成等による知識の活用・表現(外化)を往還する学習サイクルを授業内外に組み込むことが重要であることが示された。参加者は、学生の主体的な学びを促進する授業設計と学習評価のあり方について理解を深める機会となった。