ニュース FD委員会の活動 2025年度
全学FDセミナー「COILで広がる教育の可能性-距離も時差も超えて」 実施報告
タイトル:COILで広がる教育の可能性-距離も時差も超えて
日時:2025年 9月 18日(木)13:00~14:30
場所:Zoomによる開催
講師(講演順):福室 友香 氏(グローバル教育推進室)
坂本 光代 教授(外国語学部英語学科)
李 ウォンギョン 准教授(グローバル教育センター)
吉野 八重 准教授(総合人間科学部看護学科)*事前ビデオ配信
参加者:33名(教員:16名、職員:17名)
内容:
当講演会は、2024年5月・9月に実施されたFDセミナーに続く第3弾企画として開催され、授業におけるCOIL(Collaborative Online International Learning)の多様な活用事例を紹介するとともに、参加者が自身の教育実践に応用する契機となることを目的としていた。
冒頭では事務局より、COILの意義や導入準備、教員支援体制について説明があり、留学が困難な学生にも国際交流の機会を提供する教育手法としての有効性が強調された。
続いて坂本教授からは、英語学科の必修科目における米国大学とのCOIL事例が紹介された。Facebookを活用した非同期交流やZoomによる同期型会話を通じて、学生の語学力や異文化理解、学習者としての自己認識が深まったとの報告があった。
李准教授からは、全学共通科目における非同期型COILの実践が紹介され、Padletを用いたディスカッションや教員同士の対話動画の視聴を通じて、学生の国際的視野や学びへの動機づけが促進された事例が共有された。学生の特徴としては、英語力の高い学生が多い一方で、授業外活動への抵抗感も見られたが、COILをきっかけに留学や現地授業への参加につながったケースも報告された。
また、吉野准教授からは、看護学科でのCOIL実践について事前配信にて紹介があり、グローバルヘルス分野における多職種連携教育(IPE)を中心に、国内外10大学と連携した実践が報告された。語学力への配慮や技術的課題への対応を通じて、学生の専門職意識や国際的な協働力が育まれている。
講演全体を通じて、COILは「距離」や「時差」といった制約を超え、学生の国際的な視野と協働的な学びを広げる教育手法として、今後の授業展開において大きな可能性を持つことが示された。










