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ニュース 各部門の活動 2022年度

2022年度 第1回ランチタイムフリートーク

主  催:
外国語学部
司  会:
オプヒュルス鹿島先生
講  師:
ヤナギタ ネンシ先生
日  時:
2022年5月31日(火)12:45-13:20
実施方法:
オンライン
参加者数:
18名

概要

【講演】筆記ポートフォリオを使った自律的学習:ドイツ語学科『基礎ドイツ語』の実践例

 講演者の研究課題は「学習者と教員は「筆記ポートフォリオ」に関するポートフォリオワークにどのように受容されるのか?そして何がその受容意識に影響するか?」であり、今回ドイツ語学科の『基礎ドイツ語』で実践されている筆記ポートフォリオを例にご講演いただいた。ドイツ語学科の筆記ポートフォリオでは、プロセス(筆記能力の可視化、明確化、成長の重視)とプロダクト(最終作品のプレゼンテーション、評価、成果を残す)の両面に目を配っており、それにより学生の自律的学習を高めることができると予想されるという。学生の自律的学習は、①学習者に選択肢を与える、②学習と事実世界と結びつく、③チームで協力させる、という3つの大きな柱を中心に構成されており、これらはポートフォリオでは具体的に、①テーマを選ぶ、提出する作品を選ぶ、②学習者の興味関心に合わせた課題を作る、③フィードバックを与える(教員から、同級生から)、というタスクとして実践される。講演者は実際のMoodle画面・資料を呈示しながら、ドイツ語学科における筆記ポートフォリオがどのように行われているか、また学生がどういった筆記ポートフォリオを作成・提出しているのかを、参加者にわかりやすく紹介してくれた。このように、ドイツ語学科で実践されている筆記ポートフォリオが学生の自律的学習に実際にどのような影響・効果を及ぼしているのかを、アンケート、学生と教員とのインタビュー、ポートフォリオの分析によって明らかにすることが講演者の現在取り組んでいる研究である。

【フリートーク】
  • 質問① 評価の方法にはテストもあると思うが、あえてポートフォリオを用いる理由は?
    → テストとポートフォリオ両方とも大事。評価には2種類ある。1. ある時点でどこまで達成しているか、2. 学習者の弱点を把握し、学習過程を支えること。1. を評価するのは期末テスト、2. を評価するのは学期中のポートフォリオが有用。
  • 質問② ポートフォリオに対する学生の反応はどうか?
    → アンケートの結果は全体的に高評価だった。学生もポートフォリオを用いた学習によって自分のドイツ語能力が向上していると実感できている。
  • 質問③ 学生は作文で機械翻訳を使っているか?
    → 使っている。自分の能力のチェックのためならば使っても問題ないと個人的には考えている。ただし、あまりにも使い過ぎることは問題があるので、そうしないよう学生には注意している。疑わしい場合には個別に聞き取りを行い、表現能力がきちんと成長しているかを確認するようにしている
【司会者のコメント】

 数多くの先生が参加してくれましたので、大変嬉しく思っております。最近上智大学でもポートフォリオの意義と実現について議論されましたが、講師はドイツ語学科の基礎ドイツの授業におけるポートフォリオの実施を丁寧に説明してくれました。ドイツ語学科を超えて外国語学部全体でもポートフォリオの意義を理解して、どのようなかたちで実現が出来るか大変勉強になりました。

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