総合グローバル学部が目指す「地域研究」とは何か
- 主 催
- 丸井雅子、岸川毅
- 日 時
- 2026年7月14日(火)12:30~14:30
- 実施方法
- 対面(学内)、オンライン
- 参加者数
- 12名
概要
まず、丸井より『新・地域研究のすすめ:アジア文化編』(上智大学外国語学部アジア文化研究室、2011年)が提供され、本学部が設立された当初の「地域研究」理解について、その後、久志本より、自身が授業等で使用している「地域研究」概念を用いた話題提供があった。議論では、地域研究は地域を単なるケーススタディとして扱うものではなく、自らの価値観や視点を相対化し、多様な世界の見方を獲得する営みであるとの認識がおおむね共有された。また、対象地域の言語習得や卒業論文を通じた主体的な研究経験の重要性が指摘された。
一方で、ディシプリン教育との関係、学部・大学院の役割分担、カリキュラムを「広く浅く」構成するか「狭く深く」構成するか、地域研究の定義そのものなど、多くの論点が継続課題として確認された。今後は、基礎演習の充実や履修支援の強化、理論と地域研究を往還する教育設計を検討していく。

